- この記事の目次はココから
- インド株が暴落!一体何があったのか
- インド総選挙にて政治不安が加速した
- 政治がなぜ株価を暴落させるのか
- インド株の今後の未来はどうなる
- インド経済の今後10年の見通し
- インド株は買いか売りか
インド株暴落の拝見と今後について
インド株が暴落!一体何があったのか
2024年6月4日。インド株がついに大きく下落しました。その下落率は5.9%となり、4年ぶりの大幅下落となったみたいです。『どう考えてもインドで何かが起こったよな?』と思う人も多いはずなので、今回一体インドで何が起こっているのかを、簡単にまとめてみました。
インド総選挙にて政治不安が加速した
インドでは現在、総選挙が行われている最中であり、その中でもっとも当選に近い候補者として『ナレンドラ・モディ』という政治家がいます。総選挙でも多くの支持を集め、圧倒的勝利を予想されていましたが、これが中々の接戦だったらしく、その結果政治的不安によりインド株の売りが加速したみたいです。
そもそも、インドの総選挙がはじまった辺りから、この総選挙の結果がどうであれ株価に何かしらの影響が出ることを予想していたアナリストは多かったみたいです。またモディ政権は今後のインド経済を発展すべく様々な取り組むに前向きな事から、ここでモディ政権が弱体化するとなれば、インド経済の成長が遅れる可能性がでるという懸念もあったのかもしれません。
参照元:https://fx.minkabu.jp/news/302140
政治がなぜ株価を暴落させるの
選挙は国の政治的安定性に直結しています。選挙が平和的かつスムーズに行われるか、また選挙後の政権移行が安定しているかどうかが重要です。不安定な状況や選挙後の政情不安は投資家の信頼を損ね、株価にネガティブな影響を与える可能性があります。
経済改革の不透明さが不安をあおる
過去の政権が推進してきた経済改革が新たな政権でどのように継続されるかが重要です。改革が中断されたり逆行したりする可能性があると、市場はそれをリスクと見なし、株価に悪影響を与えることがあります。
インド株の今後の未来はどうなる
インド株といえば2020年以降は注目度がた高まり、人口増加に比例して経済の発展が期待されていました。2024年から始まった新NISAでもインド株は日本人からも非常に人気が高く、今後大きく経済が発展する事を見越して、投資信託の株を購入する人も後を絶ちません。それが今回の暴落で一気に不安に変わったとも言えるので、インド経済の今後について調べてみる事にしました。
参照元:インド株4年ぶりの安値それでも世界3位の経済大国への道は揺るぎない
インド経済の今後10年の見通し
インド経済については、労働市場の構造改革をはじめ、様々な改革に取り組んでいかなければ大きな経済成長は難題とも言われていました。そこでインドの経済成長に前向きであるモディ氏の力が弱まるとなるインドの発展も危うくなる。そう思われるかもしれませんが、実はインド経済はここ2年という短い間でも7%の成長が期待されており、今後10年で経済は2倍以上の発展が見込まれています。
インド株は買いか売りか
国民の数と経済の発展というのは比例するものがあるとされているので、インド経済の見通しはココ数年でどんどんと発展していく。そう思ってもいいかもしれません。今回のインド株の暴落も長期目線で見れば『暴落』と呼べるほど下落でもないんです。なので個人的見解として、インド株は今後も買いとしてポートフォリオに取り込んでいいと思います。
- この記事のまとめ
- インド株は総選挙の影響で一的に下落した
- 総選挙が株価に影響を与える事は予想されていた
- 長期的な目線でみると『暴落』といえるほどの下落ではない
- インドの経済発展は今後10年に2倍のい成長を期待されている
- 結果的にインド株はまだ買いシグナル。強気でいいと思います