というのも、ここ最近のS&P500の指数を見ていると、ちょっと雲行きの怪しい動きが出てきています。今回はそんなS&P500の怪しい値動きについて語っていきます
S&P500に大きな売りのサイン!機関投資家が利確に動いたか
その怪しい兆候というのがココ。こちら6月21日の出来高なんですが、売りの出来高が急激に増えており、S&P500が大量に売られ始めた事を意味します。上昇基調のチャートで売りの出来高が増え始めると大幅な下落に繋がるケースが多いので、僕自身はS&P500の暴落に警鐘を鳴らしたいと思います。
S&P500の過去の動きでも同じように大きな下落が発生
上記の画像は、2023年9月のS&P500のチャート画面です。
S&P500にてこれだけ大きな出来高が発生したのは9ヶ月ぶりとなり、前回出来高が急激に増えたタイミングでは、そこから2ヶ月間S&P500は下落が続きました。その時のチャートがこちらです。
2024年のS&P500の株価は天井を迎えたかもしれない
つまり2024年上半期では、S&P500の株価は天井を迎えつつあると考えてもいいかもしれません。だからと言ってS&P500がこれから大暴落を迎えるかというと、アメリカの景気を見ていてもそれは考えすらい。
アメリカでは11月に大統領選挙が始まる
2024年、アメリカではビックイベントが始まろうとしています。そう『大統領選挙』です。
大統領選挙の結果次第では、今後のアメリカ経済に大きな影響が及ぶ可能性もあるので、S&P500の相場にも影響が出る可能性は高いと思います。
S&P500をガチホしていたいという方へ
『一時的な値動きについてはあまり気にしない。』
『長期的にドルコスト法に伴って投資をやっていく。』
という方であれば、そのままガチホしておいても問題はないかと思います。アメリカ経済が順調に発展すれば調整局面で下落したS&Pも再度上昇に転じてくるからです。
リバウンドをしっかり取りたい人は売るべき
S&Pが一時的に下落したあと、上昇に転じた所を狙っていきたいという方は、一旦売って様子を見るほうがいいかもしれません。もし予想していた下落がこなければ、また買い戻して相場に入っていけばいいだけの話なので、利益を確定して様子見し、来年のリバウンドを狙うと、2025年も爆益を狙える可能性はあります。
こういったマイナス要因も参考にしながら、是非あなたの投資戦略に役立ててください。
- この記事のまとめ
- SP500が下がる時期は夏から秋が多い
- 2024年は大統領選挙なので様子を見るべき
- S&Pを買い増しするなら調整後の上昇相場が狙い
S&P500の7月の買いは一旦見送ったほうがいいかもしれません。